『羽村流毅』


私と同じく今日付けで

大阪に飛ばされた、

羽村さんからのメール。


胸がにわかにざわつき始める。


私は恐る恐る、

羽村さんからのメールをクリックした。




件名 大阪行きの新幹線で

本文 つぐみちゃん、大丈夫?

   落ち込んでない?

   やっぱり俺が側にいないとな。

   つぐみちゃんを一人にさせて

   大阪に飛ぶなんてさ。

   まあ、昨日の時点で

   こうなることは予想してたけど。

   つぐみちゃん、

   俺と離れてても大丈夫!

   すぐにつぐみちゃんを

   守ってあげるから待ってて。