てがみ~未来への約束~

ポンポン、

とふいに肩を叩かれ

私は素早く振り返った。


「かーく……、課長!」


そこには、

私の大好きなかーくん。


でも今はすっかり課長の顔をして

私をじっと見てる。


「箕輪さん、異動命令」


それだけ言うと、

私に正式な文書が入ってるだろう

封筒を差し出した。