てがみ~未来への約束~

思わず叫んでから、

私はハッとして口を塞ぐ。


でも、

時すでに遅し。


周りの先輩たちは、

私を見てクスクスと笑い出し、

当の本人である課長は、

より一層眉をひそめて苦笑した。


「ほほう。

 これまた大声で

 僕を呼んでくれて光栄だな」