てがみ~未来への約束~

かーくんに、

抱きしめられてる……!?


あまりに突然のことに、

私の心臓が悲鳴を上げそうに高鳴る。


「あ、あの……」


かろうじて声を発した私に、

今度はかーくんの顔を近付けてくる。


もう少しで

くっついてしまいそうな距離で

ぴたりと止まると、

優しく囁いた。


「小さい時から、

 僕はつぐみちゃんだけを見てきたんだ。

 だから、つぐみちゃんが

 この社に入ったって聞いた時、

 飛び上がりそうなほど嬉しかった」


ドクンドクンと大きな音を立てる鼓動が、

私の顔を赤く染め上げる。