てがみ~未来への約束~

なんで同い年のはずのかーくんが、

私の上司としてここにいるんだろう。


入社してからずっと疑問に感じていた。


するとかーくんが、

今さっき直したばかりのコピー機に

身を預けながらさらりと答えを口にした。


「僕、高校卒業と同時に入ったから。

 なにせ、この会社、

 僕の親戚が経営しているんだよね」


社会勉強ってところかな、と言いながら

ははっと笑うかーくんの表情に、

胸が時めく。


そうだったんだ。


かーくん、

一足先に社会人になってたんだ。


それも、親戚の会社で。


そりゃ、出世が早いのも頷ける。