初恋-はつこい-

「あいつ、何様だと思ってんのよ。

 恋愛に資格なんてないじゃん。

 何いってんのよ。ムカツクー」


杏奈は大声で叫び、

そして真由の方を向き頭を優しく撫でた。


「真由、私がちゃんと守ってあげる。

 あいつの言うことなんて気にするなぁ。

 大丈夫、

 恋愛に資格なんてないもん、ね。

 真由は今まで通り、香坂君を想ってな」


杏奈の言葉に真由の胸が温かくなった。


「うん、ありがとう」