あくしゅ。

向かって右側の客席入口に

スポットライトが当たる。


まさか……と思った瞬間、

ドアが勢いよく開いた。


「皆サン、コンニチワー!」


会場内が一気に熱気に包まれた。


里美がずっと夢見ていた事が、

今現実となって目の前に現れたのだ。


ジェイク・リン


憧れのその人と一緒の空間にいる。


里美は葵と手を取り合って喜んだ。


「キャー!ジェイクだぁー!」


「素敵過ぎるー!夢見たいー!」