『夏海、お前の為に俺が出来る事はなんだろう』

先生の腕枕の中
わたしは考えた

『わたしの事をずっと
好きでいてくれる
だけでいいよ。
心の支えに
なってくれたら
それでいい』

『これから先、どんな
困難が待ち受けて
いるのか、俺にも
わからないけど
2人でしっかり
乗り越えていこうな』

『うん』

先生の鼓動が聞こえた

先生の愛を受け止めた

こんなにも人を好きに
なれるなんて
思ってなかったけど
先生は人を好きになる
幸せをわたしに
教えてくれた

先生、大好きだよ

わたしを離さないでね

先生だけの
わたしで居たいから