先生がビールを
飲んでいる隣で
わたしは考えた

これまでの事を

こんな日が来るとは
思ってなかった

先生と生徒の関係が
恋人同士に
変わるなんて
想像してなかった

辛くて
何度も泣いた夜を
思い出した

先生を嫌いになる
なんて出来ないと
好きでいる事を決意した

それは
間違いじゃなかった

先生の事を好きでいて
良かったと思える

もうすぐ離れ離れに
なってしまうけど
そんなの障害じゃない

わたしたちは大丈夫

何があっても
離れないんだと
言い聞かせた