お風呂から上がって
お揃いのジャージを着た

『うちの風呂がもっと
広かったら、一緒に
入れるのにな』

『先生のエッチぃ』

『夏海も俺と一緒に
入りたいだろ?』

『もぉ…』

先生は笑いながら
缶ビールの蓋をあけた

勢いよく
ビールを飲む先生

『くぅぅっ。旨い!』

先生の至福の顔

『苦くないの?』

『夏海も、これが
旨いって言えるように
なる日が来るって。
いつか一緒に飲もうな』

『うーん。わたし
飲めるように
なるのかな』

『俺もそう思ってたけど今は手放せないからな』

そう言って
またビールを飲んだ