笑顔の向こう側 ~先生とわたしの軌跡~

砂浜の一番
端っこまで歩いて
先生は立ち止まった

『ここに
キーホルダーを2つ
埋めないか?俺たちが
離れ離れになっても
このイルカが傍に
いるように。そしたら
寂しさも半減するかも』

『先生…』

わたしの返事を
聞かないまま、先生は
穴を掘り始めた

わたしも一緒に掘った

そして、小さな穴が
完成した

そして、キーホルダーを2つ繋ぎ合わせて
穴に埋めた

『いつか俺たちも
このイルカ達みたいに
ずっと一緒に
いられるといいな』

『うん。それまで
きっとこのイルカが
見守ってくれる
はずだよね』

そう言って
イルカ達の前で
キスをした