『夏海』

先生がわたしの顔を見た

目は真剣だった

痛いような眼差し

『ん？』

『これから、みんなに
隠さなきゃいけない
恋愛になるけど
俺はちゃんと夏海を
愛してるからな』

『大丈夫。わたしも
先生の事、愛してる』

キスをした

今日何度目のキスだろう

激しく求め合うように
キスをする

舌を絡めながら

吐息がもれる

激しいキスをしたまま
先生に押し倒される

先生の手がわたしの
胸にのびる

『あっっ…』

思わず声が出てしまう

それでも、キスを
やめなかった

先生はわたしを抱えて
ベットに移動した

『いいの？』

不安そうにわたしの
顔を見る先生

わたしは答えの変わりに先生にキスをした

どんどんキスが
激しくなって、自然に
服を脱がされる

わたしは先生のキスに
とろけそうだった

首筋にキスをされる

『あぁ…ん』

声が出てしまう

わたしは、全身で
先生を感じた

先生の吐息がまた
わたしを感じさせる

指を絡め合い
体を重ねる

深く深く愛し合った

お互いが果てるまで
必死に求め合った