『明日、あいつらに
何て言われるかな?
俺もパーティーに
参加したいけど
相沢の彼女も
来るんだろ?それじゃ
行けないなぁ』

残念そうにタバコの煙を吐き出した

『そうだ!携帯出して』

わたしはバックから
携帯を出した

『俺の番号とアドレス
登録しといて』

と先生も携帯を
取り出した

『いつでも連絡
取れるようにな』

テーブルの上に携帯を
並べて置いた

もう、不安で
眠れなくなる夜は
こないと思った

そんな時は先生に
頼ってもいいんだ

『寂しい時はいつでも
連絡するんだぞ』

とわたしの頭をなでる

『俺の方が寂しくて
いっぱい電話
しちゃったりして』

そう言って笑う先生

『本当にいつでも
いいの?』

わたしの問いかけに

『当たり前だろ!』

と言ってくれた