次の日。




「んじゃ、昨日言ってた通り、委員長決めるぞー。やりたい奴ー。」




誰も手を挙げない。
何か、手挙げづらいな……
するとそんな私を見て、




「先生ー!!梨由が良いと思いまーす!!」




と、実玖ちゃんが手を挙げた。
助けてくれたんだ……





「お、藤村、推薦されてるが、どうだ??」





「わ、私、委員長やりますっ!!」




私は言った。