誰かに服の裾を掴まれた感じがした。 見ると…… 「おねぇーちゃん……ママいないよー……っうぇーん!!!」 と、泣き叫ぶ小さい男の子がいた。 まだ、4、5歳ぐらいだろう。 「………お前、弟なんかいた??」 舜が不思議そうに聞く。 「い、いない………」