それから、私と舜は他愛ない話をした。


ーーーーー………


いつものように舜に家まで送ってもらった。


「んじゃな。」




「今日も送ってくれてありがと。」




「梨由の為だからな。」




そう言われるとやっぱり顔が赤くなる。




「梨由……お前のこと大好きだ。」




「私もだよ……」



そして、抱きしめ合ったあと、




「じゃ、帰るな。」




「うん、気を付けてね。」




そして、私は舜と別れた。




ーーーー私はまだこのとき予想してなかった。



あんなことになるなんて。