「……でも俺は梨由を好きでいる資格なんて……」




「ありますよ!!私は、北上君じゃないと嫌なんです!!」




「梨由………」




北上君は抱きしめる力を強めた。




「………言い訳になってしまうけど、事情聞いてくれるか??」




「はい……」




私と北上君は屋上の地べたに座った。