俺は少しだけカーテンを開いた。 そこに居たのは、俺の大好きな梨由だった。 俺は梨由に気付かれないようにカーテンの中に入って、ベットの隣にある椅子に座った。 梨由の頬には涙の跡が残っていた。 「梨由…………ごめんな。」 俺がそう言うと……… 「……きた…がみ…君??」 梨由が目を閉じたまま言った。 俺はヤバイと思い、急いで保健室を出た。