わ、私…今……北上君にキスされた………




北上君の唇が触れた唇が熱い。





教室に戻ると、実玖ちゃんが待っていた。




「梨由……っ!!」





実玖ちゃんが抱きついてきた。





「実玖ちゃん………」




「北上、あんたに頼んで正解だわ。ありがとね。」




「ん……ああ。こちらこそ、さんきゅー。」





と、2人で話しているのを私は微笑ましく思った。