「北上君……さっきは助けてくれてありがとうございました!!」





「ん。別に。梨由を怪我させちまったからな。」




俺は無愛想に答えるけど、本当はすげぇー申し訳ないと思ってる。





「そんなこと気にしないで下さい!!助けてもらっただけで十分ですから!!」





と、梨由は微笑んだ。
可愛過ぎだろ………





「……梨由は可愛過ぎなんだよ。」





と、俺は無意識に梨由にキスをした。





うわ、やべぇ……





自分からしたくせにすげぇー恥ずかしいんだけど!!