「……どうしたの?」 トラは振り返りにっこり笑った 「上行こ?」 「屋上?」 「うん。」 私たちはエレベーターに乗り屋上へ行った 「ねぇ、やっぱり高いところ好き?」 「ん~、まあね。」 「さすが猫ですね。」 お互いの顔を見ていつものように並んでいる私たちは、さっきの店員さんが勘違いしたように彼氏彼女に見えているだろうか? 私は心の中でそう思いまたトラを見た 「もう時間ないな。」 「…え?」 「いや、もうじき夕方になる。」 「あ、そうだね。」 トラは空を見上げてただ一点を見つめていた