微妙な距離感

「お前なあ…
 俺、何年お前の幼馴染やってると
 思ってんだよ。」

そう言って唯は、
私の髪をくしゃくしゃにした。


こらえてた涙が、頬をつたって
止まらなくなった。




…ずるいよ、唯。