……とりあえず
ベンチから立ち上がって
動かないイケメンさんに
近づいてみた。
「ぁのー
大丈夫っですか?」
危ない。
緊張しすぎて 噛みそうになっちゃった!!
ドキドキしながら、反応を待っていると
イケメンさんは
勢いよく起き上がった。
「あ、大丈夫です。
ごめんっ! びっくりさせたよな!?」
ぅわー
声もイケメンさんだー。
「っあ…と
びっくりはしてません。」
嘘。
ほんとは 少しだけびっくりしちゃったけど…
だって
あんなにスゴい勢いで転ぶ人見るの
小学校の運動会以来だもん。
なんて 思っていたら
イケメンさんの肘が血でにじんでいるのに気づいた。
顔も赤いし、
大丈夫かな?

