叶えたい恋



それから


家についた俺。

今は
この初めてのドキドキに
戸惑っている。


そうだ。
陽太に聞いてみるか。

「もしもし?」


「あ 陽太?
ちょっと相談があるんだ。」


友人代表
腐れ縁の親友 陽太に
なんとなく そのまま言うのは照れくさかったから
俺の友達の話として
相談に乗ってもらった。

頭いいな! 俺!!


「……でさ、
そのKくんのさ 胸がドキドキしてて
治んないんだって言うんだよ~

…コホン どうすればいいですか?」

最後だけ
真面目に聞いてみると ずっと黙って聞いてた陽太は


「そのドキドキはさ
別に なおさなくてもいいんじゃないか?
つか、治んねえよ。多分。」


と、言った。


「気づいたら その子の事が頭の中を埋め尽くしているんだ。
どうすればいいんだ?」



と、結構真面目な俺のお悩みを

「知らねえよ。
自分で考えろ! めんどくせえな。」


と 投げ出してしまった。

最後に

「おまえは
小学生か!? 恋する乙女か!?」

と謎のコトバを残し
勝手に切りやがった。

俺は
大学生だ! 幼なじみだろ!