叶えたい恋


*********……



やばい…

…ヤばい



っヤバいーー!!



見慣れた道を歩きながら
俺の頭の中は『ヤバい』の三文字で埋め尽くされていた。



なぜ そうなってしまったのか。

話を10分前に戻そう。



まず俺は
あの公園に行き、散り始めた桜を見ていた。
最初にあの子を見た日と同じような散りゆく桜を。

そして、
あの子がいつも座ってる奥のベンチに目を向けると

一度も向けられる事のなかった大きな瞳が
俺の事をみつめて固まっていた。


…あの女の子と
目が合ってしまったんだ。