朝起きたら俺は普通にベットで寝てた。

あれは夢だったのか。




朝飯を食べる会場には、瑞希の姿はなかった。

「岡本!瑞希は?」
「瑞希なら、今日風邪ひいたから一日寝てるって言ってたよ?」
「なぁ!見舞いに行ってもいいか?」
「うん。いいんじゃない?」
「どこにいるんだ?」
「うちらの部屋」

ま、マジか…。女子の部屋に入るのか…。

「はい、カギ」
「おぉ、サンキュ」
「襲うなよ」
「はぁ?襲うわけないじゃん」
「はいはい」

大地と岡本に俺も休むってことを伝えてもらい、瑞希の部屋に向かった。