「うわ! 美味しそう!」 「ありがとうございます」 ギャルソンは「綺麗な子ですね? マジでしょう?」と俺の耳元で囁く。 「すぐにガラスを突き破ってここから飛ぶか?」と耳元で低く冷たい声を出すと「失礼いたしました……邪魔者は消えますよ」と去った。 「こんな素敵な場所で夜遊びしてるなんて……柏原のくせに!」 お嬢様はお嬢様で色々と思う事があるよえで窓に向かって何かをブツブツと唱えていた。