「まさか、それ柏原語? 何言ってるか、わからないじゃないの!」 「左様でございますね……お嬢様。申し訳ございませんでした」 優しく微笑むと、首を捻るお嬢様。 「I couldn't wish for anything more(私は貴女にはこれ以上何も望まない)」 「何?」 「何でもございません」 「変な執事!」 第5話へつづく