あとは、由姫のことと・・・

あの絵を知ってる、犯人のこと



一発、殴りたいし!!



早く解決出来るかな?



そんなことを思いながら、屋上に続く

階段を駆け上がる



「あっ・・・!」



片方だけ脱げた上履き



片足で降りながら、取りに行く










    ドンッ・・・!!



一瞬の、出来事だった



なにかわからないまま、

体が飛び・・・宙に浮き・・・



   ドサッ・・・!!



下まで落ちた



ヤバい・・・頭打った・・・!



自由に動かない体で、上を見る



あれは・・・



「・・・なん、で・・・・・・」



私の意識は、そこで途切れた―。