恋。ときどき雨




「あぁ、はい。次、どこ行く?」



「職員室は?先に挨拶しとくといいよ」



「じゃあ、俺先に行く」



さっきの好奇心はなく、

クールな智樹が歩いて行く



「ちょっとまっ・・・」



「美弥、ちょっと待って」




千里が私の肩を掴む



「・・・何?」



「美弥、視えるんだね」



「・・・何のこと?」



「絵、俺と同じように視えるんだ。

 同類だってすぐに気がつく」



・・・ばれちゃった



「今まで、誰にもばれてなかったのに」



由姫にも、玲奈にも言ってない

母さんたちにも、自分から話した

なのに、ばれるなんて・・・