恋。ときどき雨




奏多さんがいなくなった後、

絵を見ていた私はあることを思い出した



「あ・・・諒人が屋上で待ってる・・・」



諒人から渡された手紙



そこには

屋上で待ってる

ただその一言が書かれていた



行かなきゃ・・・



立ち入り禁止の屋上



そこに向かうために階段を

ゆっくり上る



「・・・あ・・・・・・」



二段下に落ちた上履き



それを片足で取りに行く