「先生はなんで私のことが好きなんですか?」


夕日の光を浴びてもみじみたいな赤や黄色でどんどん染まっていく街並みを


こっそり眺めながら隣にいる先生に聞いた



「最初は生徒だと思って相手にしていなかったんだけど


気づいたらものすごくお前のこといとおしく思えてたんだ」