何か最近日にちが長く感じる…。いじめられているせいかな?今日はひさびさのやすみなんだから…あそびにいこうかな?
「行ってきます…」
私はそう言って家を出た。
「あっちー…あついな…さすがに…夏は…」
「あすか?」
れんの声?私は後ろを向いた。
「れん…どうしてここに?」
「おいしてちょこあいすがあるから買いにいこうかな?ってあすかいく?おごるからよっ!」
私はついおごるの言葉に反応して着いていってしまった。
「ついた…」
こんなちいさい店しらない…こんな店あったんだ…って思った。
「ちゃちゃの店?!」
「ああ…ちょこあいす二つ」
おばあさんが作ってくれた。手は小さくてしわしわの震えていたその手でちょこあいすを渡してくれたのだった。
「ありがとおばあさん…」
「ありがとうねまた来てね…」
「はい…あいす」
早く食べたかった。
「てかあんたって昔から愛想ないよね?(笑)へんなの?」
「うっせーな…」
「このあいす…おいちー」
「だろ?この町に来たら一度食べてみたかったんだ…」
私は上の空だった…そしたら石につまづいてしまった。
「きゃっ…」
「あぶねぇーなっ!」
「あいすが」
「おい…大丈夫か?てか口べとべと…」
次の瞬間ぺろりと口をなめてくれた。はぁ?なにやってんの?
「何するの?」
「ドキドキする…」
えっ?なにいってんのよ私…きもい…
「はっ?」
「だいすきってこと…」
えっ…私死んで?!なにいってんよ?!バカゆなにいじめられている余計に…死ねー。
「えっ…?おれもすきだよ?だいすき…昔から…付き合おうよ!!」
「そんなのうそに決まってるでしょ?!うざいよ…おまえ!!死ね」
私は走って行ってしまった…
「あすかっ!」
いつの間にか泣いていた…悲しくてつらくて心が痛くて…。
ここわ何処だろう…?
「れんれんー」
って叫んでもこないよね…バカみたい…れんれんのケータイ?!そーだ…
かけてみた…だけど全然でない…だったら…私はぽよにかけてみた。
「はい…」
出た…
「たすけて…私迷子なの…」
「えっ…今なんて?」
「迷子…」
「れんれんには電話したの?!」
したけど出なかった…と言いたかったけどうそをついた。
「したよ。あともう少しで来てくれるって…」
「あっそ…」
「じゃーね…」
「バイバイ…」
悲しくてつらくてたまんない…私はこのまま死ぬの?助けて…