「おはよぅ!ゆなちゃんー」
この声誰?!
「愛川さん!愛川さん助けて…お願い…」
私は必死に愛川さんにしがみついた。
「誰かがぁ凜華のうでをつかんできたぁーこわいー」
「大丈夫?らぶたん?!てか声も聞こえたぁー怖いー!てからぶたんこれからは親友どぉしなんだからゆなたんって呼んでぇ?」
「ねぇゆなたんやめてよいじめなんか…私たち友だったでしょ?オルゴールの件で怒ってんの?もぅ謝ったじゃん…」
「はっ?謝ったからってすむとおもってんの?これわね亡くなったお母さまの形見なの…」
「えっ…」
「顔も知らないの…」
ゆな何いってんの?形見なんていってなかったじゃん一言も…
「あっそーだゆなたん…りんかぁ…今日…」
ゴミがかけられた…。
「あははきたないー(笑)うけるぅーりんかぁやるねぇ!ゆなたんお腹いたい」
「さいこぅだよしおりんは死にそうお腹いたくて!!」
チャイムがなった。
「席につけー」
先生だ。助けて…。
「起立…」
「なんだあすか!!汚いではないか!!」
「私知ってるよあすかが汚いりゆう…だって今日ころんでぇ…ゴミ置き場に突っ込んだんだもんー(笑)私がこれでもキレいにしてあげたんですぅ」
何いってんの?ゆなたん?!これはかりんがやったんでしょ?
「違うとおもいます…」
えっ?誰言ったの?
「私も見てたよーキレいにするところぉ?」
「そうかそうかゆなたんは優しいな優女だと男にもてるぞー(笑)」
「せんせぇ何言ってるんですかぁ恥ずかしい…(笑)」
「今日は転校生を紹介するぞー入ってこい」
転校生?またいじめられるの?!怖いよ…
がらっ…
「転校生…自己紹介を!」
「神谷蓮です…宜しく…」
れん?れんれんなの?!
「れんれんっ!!」
「きゃーまじかっこいい!うちその人を彼氏にすることに決めたぁー」
ゆなたん…何いってんの?
「はい…じゃあ…ゆなたんの隣ね?!」
「俺…やだ…あすの隣…」
れんれんとはずっと仲良しだった。理由は親戚同士だったからだ。ていうか名前覚えてくれているなんて…
「うざい…うざいんですけどーまじ死ね!あすか私の王子まで取り上げて…」