私は、門舞 明日奈(かどまい あすな)

私はこの世界に居るのが辛かった

学校ではイジメられ、家族もいない

お母さんは私を産んだあと死に、お父さんは交通事故にあって、死んだ

兄弟もいなく、ずっと一人だった

私を預かってくれてる叔母さんも、私の事を毛嫌いしている


昔、私には親友がいた

その親友がイジメを受け…私はそれを黙って見てた

でも―…唯一大切にしたいと思える人の悲しい顔は見たくなかった

私は、

「イジメなんかやめなよ!痛がってるよ!!」
「はぁ?あんた、私に口答えするわけ?」

「…」

「ふぅん…。あんたもイジメられたいようね!!いいわ、あんたも明日からイジメてあげる」

「…イジメるなら!イジメるなら私だけにして…!」

「明日奈っ」

「…いいわ。松沢、明日奈に感謝しなさいよ?あんたの代わりになってくれるみたいよ?」

あははっ!!

と、笑いながら去っていく女達


それから私はイジメを1年もの間受け続けていた