実家に着くと、外はもうオレンジ色で
山ばかりが光っていた。
荷物をおろして、玄関へ向かう
「ただいまー!」
まてよ。と言いながら裕也がついてくる。
「あらあら、思ったより早くついたわね」
と奥から母が顔をだす。
「お久しぶりです。」
「あら、裕也くん!わざわざありがとうね、入って入って」
お邪魔します。と入っていく裕也を見送って
私はもう一度、外へ出た。
大きく息を吸って、清々しい空気の味を感じて
実家に帰ってきたんだと改めて感じた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…