リ「き、恭介・・・?」 恭「俺は、雨も好きだ。」 リ「は!?どこが・・・」 恭「だって、リサと帰る口実になるもんな」 お調子者の顔で、 へらっと笑う。 どきどきしてるの、 ばれてないかな。 かっこいいなんて、 思ったわけじゃない。絶対。 リ「なんだそれ。笑」 ちゃんとごまかせてるよね? いつもみたく、 ふざけて言ってるに決まってるでしょ。 一瞬本気にした自分に 心のなかで苦笑した。