「ピピピピ・・・ピピピピ」


目覚まし時計が鳴り響く。


「うーん・・・朝?」


・・・・・・


ガバッ!!!


勢いよくベッドから起き上がった私、榊原舞。


朝は今みたいにすばやく(?)起きれるんだ。


小さい頃からそうだったんだって。


お母さんが教えてくれた。


まぁ、いいことだよね。


そんな事を思いながら、下のリビングへ。


あ、私の家を紹介するね。


私の家は一軒家。


一階に、和室、リビングとかがあって、二階に私の部屋、あと両親の部屋がある。


ちなみに私は一人っ子。


「おはよーー、・・・ん?誰もいないし」


リビングに行っても誰もいない・・・。


お父さんは仕事。


お母さんは・・・?


あ、お母さんのことだから、寝てるのかな。


なんてのんきに考えていると、重大なことに気がついた。