そんなある日、りまに何でそんなに羽柴のことが嫌いなのかを聞かれた。 1年の時の渡り廊下で見た光景。 女の子を酷い言い方で振った。 クッキーを一口も食べずにゴミ箱に捨てようとした。 その時の羽柴の冷たい顔が鮮やかに蘇る。 「……最低な男だからよ。」 そう言うと、りまは数回瞬きをすると首を傾げた。 あの日見たことを説明していた。