『りまを早く抱き締めたい。』 聞いて、思わず赤面した。 顔にどんどん熱が集まる。 は、恥ずかしい… 「な…龍雅ったら…」 思わず笑みがこぼれた。 何だか、嬉しくて… だから余計に、早く龍雅の状態が気になって、早く顔を見て安心したくて… 心配で堪らなかった。 ガチャッ 診察室の扉が、静かに開いた。