りまと別れてすぐ、私の目の前に5人のヤンキーが出てきた。 「あんたが菅原 茉智?」 もしかしてこの5人…… そう思って構えた時だった。 「きゃあっ!!」 りまの小さな悲鳴が聞こえた。 「りま!?」 別れた道を見ると、りまが3人のヤンキーに腕を掴まれてた。 「ま…茉智ちゃん!!」 「りま、今行く…」 「おーっと、あんたの相手は俺達なんだけど?」 ザッ、と私を5人が囲んだ。 「茉智ちゃ…!」 「りま!!」