好きかもしんない[完]





「いいじゃん。呼んでみてよ。」





菅田くんはあたしを挑発してくる。





「…いっ…いつき…くん?」






「ははっ。くんはいーし。まぁ、いっか。今日からよろしく、もえの。」





もえのって呼ばれるのがなんだか新鮮…。






「…ねぇいつきくん…。お店にいた子達ってどういう関係なの?」





あたしはあのカフェにいた子のことを聞いてみる。