好きかもしんない[完]





「それだけだぜ?そのあともえのが階段から落ちたって聞いてさ、冷や汗かいた…。」





「…ほんとにそれだけ…?」





「あぁ…。もえのの代わりなんていねぇよ。」




そう言ってあたしを優しく包みこむ。





「…もえのしか考えらんねぇわ。」