「もえの!?もえの大丈夫?」






あたしの隣には心配そうなさつきがいた。






「ハァハァ…。なんだ夢…?」






「もえのー。生きていてよかった。階段からこけているのを先生が見つけてここまで運んだんだって。」






そうなんだ。あたし生きていたんだ。






でもさつきの隣にはいつきくんの姿が…。