『…な…なんですか…?』

「お前昨日俺のメールシカトしただろ?」

『え…?』

「俺様のメールを無視するとか良い度胸だな?バラされたいのか?ニヤ」

『いっいや…。別に無視をしたわけでは…』

「へぇー。俺様に口答えするんだ?ニヤ」

『そんなこと…』

「お仕置きが必要だな。ニヤ」

『え…?んっ!』

何この感触…?

生暖かい感触…。

なんで…?


なんで二階堂先輩が

私にキスしてるの?

『いや!』

私は思わず二階堂先輩の

唇を噛んだ。

「いてぇ…。」

『最低です!初めては好きな人としたかったのに!二階堂先輩なんか大っ嫌い!!』

私は集会室を飛び出した。

目に涙を溜めて…。

最悪!

ファーストキスだったのに…。