すき。すき。すき。



「あ、あの…あの」

半泣きの女の子。

メガネをかけて
無造作に縛った髪。

一言で形容すれば、地味。
申し訳ないが地味である。

そんな彼女の視線の先には
もう読めなくなってしまった
"入…おめ…と…"の文字。

あちゃー…

「ごめんなさい…ごめんなさいぃ」

消え入りそうな声で
必死に謝る彼女。

制服のリボンの色を見ると
赤。同級生のようだ。