「そうそう、夏凪。次の撮影、代々木のaスタでやるって」
「あはは」
「撮影?」




後ろから神崎さんの並々ならぬ殺気。




「あたしもその仕事一緒なの。白の紐ビキニだって。楽しみね」
「紐ビキニだと?!」




その瞳は軽蔑したようにあたしを睨め付ける。
部下の方々が面食らう中、夏乃だけは痛そうに顔を背けた。