だが気付いたらハルはそこに向かっていた。 あそこにいる。 確信は無いけど何だかそんな気がしたのだ。 これが人間の持つ第六感って奴? だいたいもう俺ヒカルが行きそうなとこなんて分かんねぇし。 歩いていた足が段々小走りになり、そしてまたもや全力疾走していた。 あそこに行ってももう何もない。 冷たいコンクリートだけ。 だけど、 ヒカルがそこにいる気がする。 何の根拠も無いけど。