梨乃との歯車のかみ合わせががっちりあって、 また回りだした。 一緒に手をつないで、教室へ。 「―――雨宮。ちょっとこっち来い。」 僕が呼びだす。 屋上へ。 隣にいた梨乃は、震えていた。 屋上に3つの影が浮かぶ。 「なぁ、雨宮。梨乃になんてことしたんだよ。お前ら友達だろ。」 「だって、あつ君、付き合ってくれないんだもん。意味わかんない。」 意味わかんない・・・って、好きじゃないし。 「僕が好きなのは梨乃。わかった?」 わかってくれないんだろうな。 「わかんない。」 やっぱり・・・。