「は?なにいってんの?」
「だから抱いてくれっていってんの。」
抱いてくれ?
僕とヤりたいってことか?
大丈夫か、こいつ・・・。
そんなことを思っていると彼女が勝手に
しゃべりだした。
「一応自己紹介しておくね。私、雨宮 星。よろしく。」
雨宮 星・・・?
なんか聞いたことある・・・。
あ!思い出した。
学年1位とかで美少女って有名の・・・。
そんな奴が僕に抱いてって・・・。
もう意味わかんねー。


「いいよ。付き合ってやるよ。」


僕は適当にそう答えた。
「本当に!?ありがとー!!!」
そういうと、彼女は僕の腕に絡みつく。
正直、スキでもない奴にこうゆうことされるの
ウザい。
「ね、アツ君って呼んでも・・・いい?」
アツ君だ?
まぁいいや。一応彼女なんだし。
愛なんてないけど。


「うん、いいよ。」
僕はにっこり笑って見せた。
偽りの笑顔を。


「やったぁ!ねぇアツ君。今からホテルいかない?」
ホテルか・・・正直ウザいし行きたくない。
めんどいし。
でもこいつ、『行かない』とかいったらめんどくさそうだし・・・。

「うん、行こうか。」


――――・・・
――・・・ガチャン
ホテルに連れ込んだ僕は、
彼女をベッドに押し倒す。
「きゃっ///」
押し倒した彼女にまたがり、
覆い隠す。